留辺蘂町ってどんなところ?

北海道のオホーツク地方、大雪山と海をつなぐ位置にひっそりと広がる 留辺蘂町(るべしべちょう)。森に抱かれ、温泉が湧き、世界一のイトウが泳ぎ、白花豆の畑が広がる――そんな、知れば知るほど好きになるまちです。

このページでは、観光で訪れる方、移住を検討中の方、地元の魅力を改めて知りたい方に向けて、留辺蘂町の基本情報から見どころまでをわかりやすくご紹介します。


留辺蘂町(るべしべちょう)とは?

留辺蘂町は、北海道北見市の西部に位置する地域です。2006年の市町村合併により、それまでの「常呂郡留辺蘂町」から 「北見市留辺蘂町」 となりました。地名の由来はアイヌ語で「ル・ペシュペ(道がそれに沿って下る川)」と伝えられています。

合併後も、地元の人々は親しみを込めて「るべしべ」「留辺蘂」と呼び続け、独自の文化と暮らしを大切に守っています。

項目

内容

正式名称

北海道北見市留辺蘂町(きたみし るべしべちょう)

読み方

るべしべちょう

所属

北海道オホーツク総合振興局/北見市

地域内人口

約5,075人(令和6年8月末現在)

森林面積率

町の約88%

基幹産業

林業・林産業、観光、農業

主な交通

国道39号線(大雪国道)、国道242号線、JR石北本線


留辺蘂町の地理と気候

留辺蘂町は 大雪山国立公園・石北峠の麓 から続く山あいに位置し、東西110kmにわたって広がる北見市の中で、最も西寄りのエリアにあたります。常呂川(ところがわ)の流域に沿って細長く拓けた地形が特徴で、町の 約88%が森林 に覆われています。

冬は厳しく、マイナス20℃を下回ることも珍しくない日本有数の寒冷地。この極寒の気候こそが、後述する「世界初・凍る水槽」を生み出した立役者でもあります。一方で夏は爽やかで、湿度が低く過ごしやすい高原の気候。四季がはっきりと感じられる場所です。


留辺蘂町の歴史

留辺蘂町の歴史を語るうえで欠かせないのが、1899年(明治32年)に開湯した温根湯温泉。100年以上にわたり、湯治場・観光地として地域経済を支えてきました。

町は大きく分けて、町役場やJR留辺蘂駅がある 「留辺蘂地区」(林業を中心に発展)と、「温根湯地区」(温泉観光で発展)の2つに分かれており、それぞれが独自の文化と街並みを育んできました。

2006年に北見市・端野町・常呂町と合併し、現在の北見市となりました。


留辺蘂町の見どころ・観光スポット

🐟 北の大地の水族館(山の水族館)

留辺蘂町を語るうえで外せないのが、メディアでも何度も取り上げられている 北の大地の水族館(通称・山の水族館)。コンパクトながら 「日本初」と「世界初」が詰まった水族館 として全国に名を知られています。

  • 日本最大の淡水魚イトウ:1メートル級の個体が約40匹も泳ぐ、日本最多級の飼育数

  • 世界初・凍る水槽:マイナス20℃を下回る冬の寒さを活かし、凍った川の下でたくましく生きる魚たちを観察できる

  • 日本初・滝つぼ水槽:頭上から流れ落ちる滝を下から見上げる、迫力満点の展示

  • 魔法の温泉水で育つ巨魚:アロワナやアマゾンの淡水魚が、温根湯の冷泉水で大きく育っている

水族館プロデューサー・中村元氏が手がけた展示は「コンパクトなのに見ごたえ満点」とSNSや口コミで話題に。子どもから大人まで楽しめる、留辺蘂観光のハイライトです。

♨️ 温根湯温泉(おんねゆおんせん)

明治期に開湯した、北見市を代表する温泉地。アルカリ性単純温泉の 「美人の湯」 として知られ、肌触りのやさしい泉質が魅力です。大型ホテルから家庭的な宿、日帰り入浴施設まで揃い、観光の拠点としても利用しやすい温泉街です。

留辺蘂町内には温根湯温泉のほか、滝の湯温泉、ポン湯温泉 といった源泉もあり、湯めぐりを楽しむこともできます。

🚗 道の駅おんねゆ温泉・果夢林(かむりん)の館

国道39号線沿いに位置する、北見市西部の観光拠点。山の水族館・果夢林の館(木のおもちゃワールド館)・果夢林ショップ が集まる総合施設で、家族連れに大人気のスポットです。

果夢林の館では、木のぬくもりあふれる遊具やおもちゃで子どもが思いきり遊べ、ショップでは留辺蘂・温根湯ならではの土産物や水族館グッズを購入できます。

🦊 北きつね牧場

道の駅おんねゆ温泉のすぐ近くにある、キタキツネと触れあえる珍しい牧場。柵の中で自由に過ごすキタキツネたちの愛らしい姿を間近で見ることができます。山の水族館との共通入場券もあり、合わせて訪れるのがおすすめです。

🌸 温根湯つつじ公園

例年5月下旬から6月上旬にかけて、約28万本のエゾムラサキツツジ が斜面を彩る、北海道有数のつつじの名所。期間中は「つつじまつり」も開催され、多くの観光客でにぎわいます。

🎿 八方台(はっぽうだい)スキー場

地元に愛されるアットホームなスキー場。リフト料金が手頃で、ファミリーや初心者の練習にもぴったりです。

🍁 武華山(むかやま)

大雪山国立公園の北端にある 武華山(標高1,759m) は、山頂付近に咲き誇るウラシマツツジの群落と、樹海越しの大雪連峰の眺めで知られる名峰です。


留辺蘂町の特産品・グルメ

白花豆(しろはなまめ)

留辺蘂町は 白花豆の生産量が日本一。粒が大きく、口当たりがやわらかい高級豆として知られています。煮豆や甘納豆、洋菓子・和菓子の原料として人気で、地元では 白花豆を使ったスイーツ が観光土産の定番になっています。

林産加工品

森林率88%の町ならではの、木工品・木製おもちゃ も特産。果夢林の館では、地元の木でつくられた製品を見たり購入したりできます。

道東の山と海の恵み

オホーツクの台所と呼ばれる北見市の一員として、季節ごとの新鮮な野菜・魚介・乳製品が手に入ります。


留辺蘂町へのアクセス

出発地

アクセス方法

所要時間の目安

北見市街地

国道39号線

車で約30〜40分

旭川市街地

国道39号線(石北峠経由)

車で約2時間30分

札幌方面

旭川自動車道〜国道39号線

車で約4〜5時間

女満別空港

国道39号線経由

車で約1時間20分

JR利用

JR石北本線「留辺蘂駅」

北見駅から約30分

JR留辺蘂駅から 道の駅おんねゆ温泉行きのバス で約20分、終点下車徒歩2分で山の水族館に到着します。


留辺蘂町で暮らす――移住を考えている方へ

留辺蘂町は、北見市の市街地まで車で30〜40分 という生活利便性と、豊かな自然・温泉・四季の風景がすぐそばにある暮らしを両立できるエリアです。

  • 子育て世帯向けの自然体験スポットが豊富(水族館、果夢林の館、北きつね牧場)

  • 温泉が日常使いできる

  • 北見市全体の医療・買い物機能も利用可能

  • 地域のつながりが温かく、移住者を歓迎する空気

「都会の便利さと田舎の豊かさのいいとこ取り」が叶うまちとして、近年は移住先としても注目されています。


留辺蘂町をもっと知る

留辺蘂町には、まだまだ紹介しきれない魅力がたくさんあります。気になるテーマから、町の「今」を見つけてみてください。


よくある質問(FAQ)

Q. 留辺蘂町はなんと読みますか?

「るべしべちょう」 と読みます。地名はアイヌ語の「ル・ペシュペ(道がそれに沿って下る川)」が由来とされています。

Q. 留辺蘂町は今でも独立した町ですか?

2006年の市町村合併により、現在は 北海道北見市留辺蘂町(きたみし るべしべちょう) として、北見市の一部となっています。

Q. 留辺蘂町の人口はどのくらいですか?

地域内人口は 約5,075人(令和6年8月末現在)です。

Q. 観光で訪れるならどの季節がおすすめですか?

季節ごとに違う魅力があります。5月下旬〜6月上旬はつつじ祭り夏は涼しく避暑とアクティビティ秋は紅葉冬は世界初の「凍る水槽」と温泉 が楽しめます。

Q. 留辺蘂町を1日で巡るには?

道の駅おんねゆ温泉を拠点に、山の水族館 → 北きつね牧場 → 果夢林の館 → 温根湯温泉で日帰り入浴 のルートが定番。半日〜1日で十分満喫できます。

Q. 留辺蘂町への移住相談はどこにすればいいですか?

北見市の移住相談窓口、または留辺蘂総合支所にお問い合わせください。地元のお店・施設・暮らしの情報は、本サイト内の各ページからも探していただけます。


最終更新日:2026年5月